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■ドメイン移管とは

ドメイン移管とはひと言で説明すると「ドメイン管理会社を移すこと(管理会社の変更)」ことです。
通常、ドメイン管理会社はユーザーからの申込みによりドメイン情報を登録し管理しており、ドメイン移管とは、この「ドメインの登録管理を移すこと」であり「Webサーバーを移すこと」ではございませんのでご注意ください。

【メリット】
1.ドメインとサーバーの情報管理がシンプルになります
(例えば1つの会社でサーバーとドメインを管理をしていれば支払いは1箇所で済む為)

2.複数ドメインの管理が一元化
(複数のWebサイトを運営していると、ドメインの更新や支払いを一元管理出来るので計画的な運用が可能)

3.ドメインの更新料金が安価になる可能性
(複数ドメインを管理する上でランニング費用として更新料金が安価になる場合もあります)※サーバーと違いドメイン管理は「どの会社でもドメインの管理状況は同じ」と考えてもいいかもしれません。

現在管理しているドメイン管理会社から転出のための各情報をお客様にて準備する必要がございます

弊社でも可能な限り「ドメイン移管のご支援」を実施させていただきます

■ドメイン移管方法

step1

現在のドメイン管理会社に対して、ドメイン移管申請前に下記5つの項目を確認します。

【.jp以外のドメイン(.com、.netなど)移管対応は1~5を実施】

【.jpドメイン(.co.jp、.ne.jpなど)移管対応は1,2,3を実施】


1:現在登録のドメイン登録情報の確認
・登録者のドメイン登録情報(担当者名・住所・電話番号など)を確認。
・個人情報のプライバシーを保護するために、ドメイン管理会社の「Whois代理公開サービス」で公開しているか否かを確認。
・ドメイン移管では「ドメイン管理会社の代理公開」から「お客様ご自身の一般公開」へ解除する必要があります。
※Whoisi情報は本サイトのLookup ページを参照ください


2:現在の管理会社から登録者情報に変更されているか確認
・Whoisでは「ドメイン所有者の名前、電話番号、住所などの」登録者情報を確認できます。
・これは国際機関のICANNにより、一般公開するよう義務付けられています。
・必ずドメイン移管するにあたりドメイン管理会社の代理公開サービスを解除してください。


3:ドメイン移管に要する期日の確認

【移す予定のドメイン有効期間が更新日の期日が30日間に満たない場合】
・ドメインの更新期限間際にドメイン移管を実施すると間に合わないことがあります。
・本サービスでは30日間を過ぎている場合は受付出来ませんのでご了承ください。
・移管申請中に、登録情報などの不備で申請拒否されると現在のドメイン管理会社とのドメイン更新を継続し再度、移管申請を実施します(会社により締切日の直前の更新手続きは入金を受付けない会社もございますのでご注意ください)

【新規にドメインを取得した場合】
・新たに取得した場合は登録完了後、60日経たないと移管出来ないのでご了承ください。
(ICANNの規定により定められています)移管ドメインにより2種パターン


4:レジストラロック(ドメインロック)の解除
・ドメインの不正移管を防ぐために、ドメイン管理会社が「レジストラロック設定」をしている場合は必ず解除する必要があります。
・現在のドメイン管理会社へご確認ください(各管理会社のQ&Aなどのヘルプページを参照ください)


5:認証鍵(AuthCode)の確認
・認証鍵(AuthCode)とは、ドメインを不正移管されないように割り当てられているコードです。
・ドメイン移管の際に必要になるので、現在のドメイン管理会社に確認する必要があります。
・更新期限が1ヶ月以内になると認証鍵の取得が間に合わない場合がございますので、期日に余裕をもってドメイン移管を実施してください。
・移つすドメイン管理会社の移管メニューから「レジストラコンタクト」に「認証鍵」を送信することにより現在の管理会社よりメールが来ます。
・上記メールに「認証鍵(AuthCode)」が記載されていますのでご確認ください。

※「レジストラロック」≠「レジストラコンタクト」にご注意ください

■移管の承認作業

【.jp以外のドメイン(.com、.netなど)移管の場合】
・移管申込を完了した後に、「承認手続きメール」が受信されます。
・メール本文に沿ってURLをクリックし承認を実施しドメインの移管手続きをしてください。

【.jpドメイン(.co.jp、.ne.jpなど)の場合】
・現在のドメイン管理会社へ「移管申請への承認依頼」が送信されますので、承認作業を依頼してください。
・いずれも承認完了後に数日中に「移管完了のお知らせ」という報告メールが来ますので、登録情報に不備が無いか確認して終了となります。

sec

■ドメイン移管出来ない⁉︎

1.元のドメイン管理会社の代理公開サービスを一般公開に変更していない

・移管後の「承認手続きメールが来ていない」原因として「Whois代理公開サービスの解除をしていない」ことが原因と思われます。
・承認メールは公開中のWhois情報に登録されているメールに送信されますので、代理公開している場合はドメイン管理会社のメールアドレスへ送信されご自身には送信されません。
・必ずドメイン管理会社の代理公開で変わっていなかったら一般公開に変更して代理公開を解除してください。


2.Whois登録しているメールアドレスの間違い登録


・ドメイン管理会社の代理公開サービスを利用していない場合でも移管承認メールが来ない原因として考えられるのは、「Whoisに登録しているメールアドレスの間違い登録(誤登録)」も考えられます。
・Whois情報で公開しているメールアドレス宛に送信されますので、情報登録する際は注意して入力してください。


3.承認作業の未完

・「ドメイン移管手続きメールが来ない等」で、受信メールの中からメールを見落として、新しいドメインの管理会社から届いている「移管承認メール」の承認を未完の状態で放置している事が考えられます。
・非常に重要なメールですので「メールが来ない」と思われたら、受信トレイの見落としや迷惑メール扱いになっていないか等を再度ご確認ください。


4.レジストラロックを解除していない

・レジストラロックとは、不正なドメイン移管が行われないようにロックする機能です。
・ドメイン管理会社の管理画面の移管関連からロックの「解除」を行う必要があります。
※「レジストラロック」≠「レジストラコンタクト」にご注意ください


5.ドメイン登録から60日を経過していない

・ドメインは登録後60日未満の場合、移管できないことがドメインの管理団体によって決められています。
・最近取得したドメインなら、ドメインの取得日から60日経過しているか、ドメイン管理画面で確認しましょう。


6.特別なプレミアムドメインにより移管できない

・特別なプレミアムドメインとは文字列の希少価値が高いなどの理由で、通常よりも、高価格で提供されているドメインのことをいいます。
・新しくドメイン移管する際に管理会社の取扱いが無い場合は移管が出来ません。
・特別なプレミアドメインを扱うドメイン管理会社の「登録の検索」などで確認することが可能ですので、特別なプレミアムドメインの可能性がある場合はご自身でお調べください

 

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